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K6個展「VISUALSTATEMENT -OF A GRAFFITI WRITER LIVING THIS TOWN. BY K6-」
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Hidari Zingaroでは、4月21日(土)より、K6個展「VISUALSTATEMENT -OF A GRAFFITI WRITER LIVING THIS TOWN. BY K6-」を開催致します。
K6は東京生まれの、現在も異なる名前で活動を続けるグラフィティライターで、15歳の頃から活動を行い、その類い稀なスキ ルで表現される未来的でシャープなクオリティの高いグラフィティは、東京をはじめ、世界中のアーティストとの親交も深い作 家自身の交友関係と共に広く知られています。
今回、初の個展となる展覧会「VISUALSTATEMENT -OF A GRAFFITI WRITER LIVING THIS TOWN. BY K6-」で は、2000年代初頭から作家自身を形成してきたバックボーンとなる、東京のアンダーグラウドな社会環境と、そこに生きる人々の生き様を通して、K6が実際に体験し、見てきた特殊で壮絶な物語を作品に投影します。
ドローイング、版画、コラージュ、写真など様々な手法をクロスオーバーして表現された空間の、K6の苦悶を打ち壊そうとする かの如く美しく鮮やかな作品に溢れた展示空間を是非ご高覧頂きたく存じます。
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K6 (ケーロク)
東京で生まれ、東京で育ち、東京で生きるグラフィティライター。2000年代初頭15歳の時に街のペイント やメディアから影響を受けごく自然に街にボミングを始めた。K6という名前は当時から描き続ける彼の2 つ目の本名。彼が若い頃過ごした環境にはアーティストやグラフィティライター、スケートボーダー、DJ、ラ ッパー、ダンサー、ハスラー、暴走族、ギャングなど社会の中で特殊な生き方をする様々な人間がいた。彼はその環境の中で多くの悲しみや喜びを経験し大人になっていった。彼の目線や感受性は彼の生きる街、 共に生きてきた人々、それら全てから影響を受けた結果育まれたものだった。 彼は現在も異なるタグネームで自己のグラフィティを追求し続ける。しかしK6という人間が生み出す作品 はグラフィティのタギングやレタリングではない。彼の特異な視点、感性、そして人生の経験や日常を投影 した作品はドローイング、版画、コラージュ、写真など様々な手法をクロスオーバーして作り出される。美しく鮮やかなカラーリングは悲しみと苦悩の裏返し、鋭く洗練されたBlackやChromeのイメージは彼の心 の奥深くに潜む信念と志を表わしている。
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日程:2018年5月21日(土)~5月8日(火) ※初日18:00よりレセプションを開催
時間:Open: 12:00-19:00 / Closed:水
場所:Hidari Zingaro 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F